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ジェイソン・ダックマンとブランドン・コスタ 2023年6月8日木曜日 - 午後3時03分 このストーリーを印刷 | 購読する

NAB 2023 は、ほんの数例を挙げると、スタジオ カメラ、屋外 PTZ カメラ、KAIROS ライブビデオ制作プラットフォーム用のタッチスクリーン コントローラー、低コストのスイッチャーを発表したパナソニック コネクトにとって特に賑わっていました。 さらに、パナソニックは、LiveX と提携して開発した Global Live Control Room を通じて、KAIROS のクラウド機能を拡張しました。

SVG は、Panasonic Connect の 3 人の主要リーダーに話を聞きました。Michael Bergeron 氏、先進テクノロジー、ビデオ制作担当シニア カテゴリ マネージャー;Jim Jensen 氏、シニア カテゴリ オーナー、PTZ およびリモート システム ; そしてChris Merrill 氏、KAIROS グループマネージャー ; 急速に変化するM&E市場にパナソニックがどのように対応しているのか、同社が将来どこへ向かうのか、そしてNABでのいくつかの重要な発表について説明します。

KAIROS プラットフォームは近年どのように進化しましたか?また、この進化はパナソニックのクラウドの採用をどのように表していますか?

マイケル・バージェロン

ベルジェロン：これは、テクノロジーへの取り組み方と参入する市場の分野の両方において、私たちが行ってきた多くの大きな変化の頂点です。

[導入当時] KAIROS プラットフォームは主に全機能のプロダクション スイッチャーであり、オールハードウェアのアプローチからよりソフトウェア主導の製品に移行しました。 [KAIROS] も、これまでアプローチしたことのない市場を開拓していました。 [以前は]、小規模な 1M/E スイッチャーをいくつか持っていましたが、米国ではこれまでフル機能のスイッチャーを提供したことがなかったので、特にスポーツ分野で、より大きなプロジェクトを [追求] していました。

ここ数年、ソフトウェア主導のプラットフォームを導入したため、これをクラウド上で実行できるかどうかという多くのリクエストをいただきました。 私たちはすぐに、人々がクラウドで必要としているのはスイッチャーではないことを知りました。 彼らが必要としていたのはコントロールルーム全体でした。 私たちは、Virtual Video Control Room や LiveX などの主要パートナーと協力して、完全なプロダクション コントロール ルーム ソリューションを提供できるようにしました。 現在、グローバル ライブ コントロール ルームを使用して、完全なエンドツーエンドのコントロール ルームをクラウドで提供できるようになりました。 私たちはいくつかの概念実証を行い、どこに利点があり、どこに応用できるかを確認しています。

次世代 KAIROS プラットフォームとグローバル ライブ コントロール ルームは、特にライブ スポーツ プロダクション市場にどのような影響を与えると思いますか?

クリス・メリル

メリル:純粋なクラウド [ソリューション] がスポーツでうまく機能する特定のユースケースがいくつかあることは誰もが認識していると思いますが、ほとんどの場合、[顧客] が望んでいるのはハイブリッド シナリオです。 [KAIROS] は、さまざまな用途に使用できる非常に柔軟な制作プラットフォームです。 ユーザーに分散アクセスを提供する機能がありますが、実際の強みは、SDI、IP、クラウドのいずれであっても適応できることです。 これらを柔軟に切り替えたり、すべてを同時に使用したりできます。

今日の会場では、会場ショー、配信ショー、デジタルショーの 3 つのショーが同時に行われています。 通常、これらは 3 つの別個のチームです。 KAIROS を使用すると、これらをすべて同じ機器から一度に行うことができます。 KAIROS の構築方法により、典型的な M/E の制約されたバス セットアップがありません。 たくさんのスタッキングやリエントリーなどを行う必要はありません。 そのリソースを複数の方法で使用し、異なる人やチームにリソースを分割することができます。 特にライブスポーツの場合、柔軟性が大幅に高まります。

パナソニックに新しく入社した私にとって、個人的に最もエキサイティングなことの 1 つは、プラットフォームのパワーと多用途性が実際に動作しているのを目の当たりにしたことです。 スクリーンマネージャーでもいいのでしょうか？ はい。 ブロードキャストスイッチャーでもいいのでしょうか？ はい。 専門の TD に相談して、要件を満たしてもらうことはできますか? はい。 インターンに相談して、特定の低レベルの機能だけを実行してもらうことはできますか? 絶対に。 このレベルの柔軟性は私の経験の中でも他に類を見ないものであり、ソリューションをニーズに合わせてより適切に適合させることができます。

これらの新しいクラウドベースのワークフローの実際の導入に関しては、最新情報は何ですか? ベルジェロン:私たちは、「終わりを念頭に置いて始める」[哲学] の一環として、すべてが 100% クラウド内にあるという概念実証をいくつか行ってきました。 これをより広範な市場に導入するにあたって、私たちが最初に行っていることの 1 つは、他のクラウド ソースやリモート カメラから SRT ストリームを取り込み、ルーティングし、調整する機能を備えた VVCR を提供することです。 KAIROS が常に備えているすべての SRT 入力および出力を使用して、それらを上下に切り替えることができます。 したがって、私たちの最初のステップはハイブリッドアプローチであり、これは今年実行できると考えています。

すべてがクラウドにあると、いくつかのアプリケーション用にスイッチャーをそこに配置できるようになります。 確かに今日それを行うことはできますが、それが人々がすぐに必要とするユースケースになるとは考えていません。

今年のパナソニックからの最大の発表の 1 つは、4K スタジオ カメラ AK-PLV100GSJ です。 その開発と市場の反応について少し教えてください。 ベルジェロン:これは、PL レンズ マウントと ST 2110 接続を備えた 5.7K スーパー 35mm センサーを備えた 4K スタジオ カメラです。

私たちは市場の穴に対応し、人々が必要とする新しいツールを作成しています。 この場合、スーパー 35mm PL マウントはスポーツから教会に至るまで、あらゆる種類の用途にほぼ普遍的に使用されています。 それを妨げているのは、これらのリグの設定が難しいことだと思います。 多くの小さな店は、あらゆるものを組み合わせて家内工業を作っています。 しかし、私の考えでは、私たちはこれらのカメラの作り方と使い方をすでに知っています。 イメージングを前面に配置するだけです。 それがPLV100のアイデアです。

さて、ギアを変えて PTZ カメラについて話しましょう。 新しい屋外対応 4K 統合カメラ AW-UR100 の概要を教えてください。

ジム・ジェンセン

ジェンセン:お客様は、パナソニックが PTZ イノベーションで先導することを期待しており、私たちはそれを実現していると考えています。 この場合、お客様からは、新しい屋外 PTZ をいつ発売するのかと尋ねられ続けました。 当社の AW-HR140 は多くの成功を収めてきましたが、スポーツ市場のニーズは長年にわたって変化してきました。 私たちは、特にスポーツ業界の主要な顧客と話し始め、この新しい屋外 PTZ で何が見たいのかを尋ねました。 私たちは多くのフォーカス グループを開催し、その会話から UR100 が生まれました。

最も重要なことは、常に可能な限り最高の品質を求めるお客様からの大きな要望であった、4K/60fps を可能にする新開発の 4K センサーに移行したことです。 スタジアムの場所や気象条件に関係なく、品質に妥協したくないため、UR100 は極端な温度、雨、雪、風などの要素に対応できる非常に頑丈な設計になっています。

当社のお客様も、可能な限り最先端の画像安定化を求めています。 PTZ が堅牢化されていても、振動や動きがある場所に取り付けられる場合は、それを可能な限り軽減する必要があります。 この PTZ は、光学式手ぶれ補正 (OIS)、電子ロール補正 (EIS)、およびパン・チルト手ぶれ補正 (Dynamic Image Stabilizing System (DISS)) の 3 種類の手ぶれ補正を備えています。 基本的に、私たちは 3 つのテクノロジーをすべて取り入れて、優れた防振性能を実現する素晴らしいマジック ソースを開発しました。

お客様は、PTZ を設定しても、それを忘れることができるようにしたいと私たちに言いました。要素が変化すると、自動的に必要な調整が行われます。 ゲイン、アイリス、シャッター、フィルター、ホワイトバランスを自動で変更する特化したフルオートモードを搭載しています。 一日を通して状況が変化しても、設定してすぐに使用できます。 [たとえば] キックオフが午前 11 時で、試合が午後 3 時に終了する場合、太陽の位置は劇的に変化するため、フルオート モードは状況を大きく変えることになります。

業界からのもう 1 つの要望は、非常に広い視野角でした。 パノラマプルバックのための 74.1 度の水平広角レンズと、24 倍光学ズームと 10 倍デジタルズームのための 4K/60p 互換性により、どんな状況であってもシーンの本質を完全に捉えることができます。

スポーツの生中継における PTZ カメラの使用はどのように変化していると思いますか?ジェンセン: PTZ の品質は大幅に向上し、ライブ ゲームの複数の重要なポジションで使用されるまでになりました。 予算の観点から見ると、多くの人が当社の PTZ の画質が放送に耐えられるものであると認識しており、テレビであれストリーミングであれ、主要なカバレージのより多くの位置で PTZ を使用しています。

コーチや審判は常に分析のためにより多くのカメラ位置を求めており、そのために使用される PTZ も増えています。 スタジアムの周囲に複数の PTZ があるため、参加者を妨げることなく、より多くの角度から撮影できます。 今日のスポーツ市場では、間違いなくさまざまな用途が見つかっています。

他にスポーツ制作に関する大きな新しい発表はありますか? メリル:NAB 2023 で私たちが紹介したもう 1 つの製品は、AV-HSW10 と呼ばれる非常に小型で耐久性に優れたコンパクトなスイッチャーで、私たちにとって大ヒットしました。

以前、私たちは 1 人のオペレーターがすべてを行う必要がある小規模なライブ イベント向けのニッチに適合するコンパクトなスイッチャーを作成しました。 それは私たちにとってとてもうまくいきました。 しかし、市場は変化しており、それに伴ってワークフローも変化しています。 この新しいコンパクトなスイッチャーは、IP ワークフローとベースバンド ワークフローの間のギャップを埋めます。 SRT または NDI のどちらを使用している場合でも、このスイッチャーをベースバンド ビデオと組み合わせて使用​​し、お気に入りのプラットフォームにストリーミングすることができます。

パナソニックは企業としてどのように進化しており、今後のライブプロダクション市場に向けた哲学は何ですか? ベルジェロン:当社にとっての大きな変化は、お客様と協力して、より反復的な開発プロセスを実行していることです。 私たちは現場に出て、プロトタイプを作成し、高速に開発し、物事を破壊していますが、これは歴史的にはパナソニックのやり方ではありません。 これは私たち全員にとって大きな変化であり、個人レベルでは、お客様と一緒に生産プロセスに深く入ることができてとても興奮しています。 私たちは顧客とより多く対話し、彼らが抱えている具体的な課題について制作スタッフと直接会話できるようになったのは素晴らしいことです。 私たちはそれを開発者に直接伝え、問題解決を支援しながら、[プラットフォーム] を強化することができます。

会社としても、より総合的なアプローチをとっていくつもりだと思います。 私たちはシネマカメラ事業と PTZ カメラ事業、そしてあらゆる種類の素晴らしいテクノロジーを持っています。 そのイノベーションとテクノロジーはすべて、ライブプロダクション市場に押し込まれています。 これらすべてが、SRT と ST 2110 の両方のワークフローのストリーミングに接続されています。 私たちは、そのエコシステム全体を確実に提供できるようにしたいと考えています。 これにより、初めて知財に挑戦する人々の多くの質問に答えることができる良い立場に立つことができます。